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独立して始める事業(業務内容)

今までの経験してきた事業内容をそのままに手がける場合には、ノウハウや経験がそのまま活かされるので、一見スムーズに事業の維持や成長ができるかのように思われるが、実際には間逆であるといえます。

以前の勤務先とも敵対的競合となることで、もちろん協力を得られることも期待できなくなることも考えられますし、さらには、事業内容に特別な魅力が無ければ、以前の勤務先と比べて価格を下げて競争をするか、日々、企画書を作り続けては、膨大な時間を営業活動へ費やし、クライアントの獲得をしなければならない状況に陥ってしまいます。

独立まもない小さな会社にとっての価格競争は、収益率の低下に直結するため、その結果として事業(商品やサービス)の質の低下に結びつくという、悪循環へと展開してしまう可能性があるために、とても危険です。また、人的スキルに依存する営業力の補充は、人件費という固定維持コストの圧迫となるため、経営的に見ても非常に苦しい状態に向かう可能性が懸念されます。だからこそ、小規模な会社である程に、競争相手を退ける事業の魅力(コアコンピタンス)が重要といえるのです。

そうはいっても、アイデアや閃きは、なかなか簡単に出てくるものではありません。普段不便に感じていることや、手間なことなど、仲間同士でブレーンストーミングなどをして、ジョークを交えながら、頭を柔らかくして、何でも意見をたくさん出し合う方法で、光り輝くアイデアが発掘できるかもしれません。

独立してまもない事業には、そのような何かしらのアイデアや特徴を武器に、自社ならではの強みを見出し、他社との差別化を図ることが極めて重要なのです。



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