独立をおこなう具体的な業界や業種ですが、今まで経験のある事業をおこなう場合には、自分の過去の経験値をそのままに活かすことができるという利点があります。その一方で、他社との差別化があいまいになることも考えられます。そのため、さらなる専門分野を磨いていくのか、もしくは隙間を見つけて新たな分野のシェアを狙うのかといった方法も検討材料にいれておくことで、より良い特徴や強みを見出せることになるでしょう。

また、まったく異なる業界や業種で事業を発起する場合には、今までの業界の時流や既成概念がないことが幸いし、まったく新しい点に着眼して事業を取り組めるメリットがあります。また、今まで経験した業界や業種のノウハウを融合させることで、まったく新しい形によるビジネスを生み出すことにもなる場合があります。

独立することは、様々な困難や問題を伴う場合もあるため、自分を支援してくれる見方は一人でも多い方が良いものです。そのため、独立をおこなう業界や業種については、できる限り勤務先の業務に支障の無いよう、十分に配慮し、上司とも相談の上で円満に退社して独立に向かう流れを慎重に作っていきましょう。

独立して直後から、独立前の勤務先だった会社が、自分の事業を応援してくれ、仕事面でも支援してくれたり、相談にのってくれる場合も多くありますので、できるだけ敵を作るような辞め方はせず、勤務先との関係をできるだけ良好になるように心がけることは、必ず長期的にあなた自信のメリットとなり得ることでしょう。